【自己啓発】 ゴールを破壊するドリームキラーの言うことを聞いたはいけない!
みなさん、こんにちは!
今回は、前回の紹介した、苫米地英人 コーチング動画の第二章について紹介します!
ドリームキラーとは
ドリームキラーとはその名の通り、夢を壊す人のことです。
ドリームキラーは過去に囚われており、人を見るときに人の過去から相手を評価してしまいます。
自分のコンフォートゾーンが高いゴールを持っている場合は、ドリームキラーにはなりませんが、ゴールが低い人は、ゴールが高い人が近くにいると居心地が悪くなり、相手のゴールを下げようとしてくるのです。
例えば、テレビで成功している人たちの悪口を言ったりして、心理的に相手を下げたつもりになりたい人たちをドリームキラーっていいます。
ただ、悪意を持っている人だけならいいですが、善意のドリームキラーもいるのです。善意のドリームキラーはあなたのことを思ってアドバイスをしてくれるのですが、その言動が過去の統計をベースにあなたのことを見ていると、あなたのドリームを壊す可能性があるのです。
例えば、下記のようなケースです。
- 学校の先生が、君の偏差値ならこの学校は合格できないから、過去の偏差値からこのくらいの学校にしなさいと言ってしまう。
- 子供が東京大学に入りたい!って言ったら、君には無理って親や家族が言ってしまったりする。
先生や親にとっては無意識のうちに居心地が悪くなって、相手を下げようとしているからです。
つまり、自分の低いコンフォートゾーンを維持するために、ホメオスタシス(恒常性維持機能)が働き、脳がクリエイティブな発想で元の状態に戻そうとします。
例えば、上司がゴールが低い部下に仕事を与えたときに、ものすごいクリエイティブなできない言い訳をしてきます。これを創造的回避(クリエイティブアヴォイダンス)といいます。
私も、あるプロジェクトがうまくいかないときに、できない理由をパワーポイントにばっちりまとめている資料作っている人を見たことがあります。できない理由を考える会議もよくありますよねw
ドリームキラーの自己イメージは皆さんに対する期待や評価、判断も含まれます。そのため、家族、先生、同僚、上司などがドリームキラーになりやすいのです。
ドリームサポーターになろう
ドリームキラーの逆の存在で、ドリームサポーターもいます。
ドリームサポーターは未来志向の人で、未来に対してゴールを持っている人です。
相手のゴールに合わせて自分のゴールを上げようとする人たちをドリームサポーターといいます。
このような人たちは、良い方向にホメオスタシスが働くので、相手の人だけでなく、本人のゴールも達成されるのです。
お互いのゴールが達成されていく理想的な状態となるのです。(コレクティブエフィカシーといいます。)
ドリームキラーの対処方法
- ドリームキラーは善意でなるのでたちが悪い
- ドリームキラーを防ぐ
最良の方法はゴールを誰にも言わない(プロのコーチ除く)
Want toではなくHave toになってしまうから - ドリームキラーに敵対する必要なし
聞き流すだけでいい
過去の武勇伝を話すおじさんいますよね。無視しましょう! - 誰よりも高いゴールを持つ
さらに高いゴールの人が周囲にいたらお互い上げ合う - 高いコンフォートゾーンを維持してると、見えなかったゴール達成の道が段々見えてくる
正しいゴールの設定方法
ゴールは自分がびびっちゃうくらいの高いゴールがいいのです。
でもコンフォートゾーンの外側だから見えないのですが、お互いのゴールを上げることで達成方法が見えてくるのです。クリエイティブな無意識により、ステップバイステップが見えるようになります。
私は、この動画を同僚に紹介したところ、お互いがドリームサポーターになりました。例えば、プロジェクトが困難な時に、無理じゃねーってつぶやいたら、君にはできる!って紹介した人から言われたことがあり、はっとしたことがあります。自分にはできるって言い直しましたw
このように、ドリームキラーを無視し、ドリームサポーターを増やし、お互いのゴールを達成していく状態をつくれるといいですね!
下記動画は、今回紹介している苫米地氏、メジャーリーガーのイチロー、ソフトバンクの孫正義氏の三者の共通したコメントをまとめているものです。苫米地氏の言っていることを、各方面のトップレベルの方は無意識に実行しているのだと確信できるでしょう。
次回は、仕上げとして、セルフトークをマネージし、ゴールを達成することについて紹介します。